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ゲーム配信によるアンダーマイニング効果

アンダーマイニング効果というのがある。
最初は純粋に内面からくる動機によって行っていたことが、金銭などによる外部からの動機が付随することによって、元々の動機が希薄化してしまう。
結果として、その外部からの動機がなくなってしまった時に、最初はそれが無くても行っていたことが、なんだかやる気がなくなってしまったりすることだ。

よく聞く例だと、最初はいたずらで落書きをしていたが、落書きをすることでお小遣いがもらえるようになった。もちろん、そんなことになったらもっと落書きに励む。遊んでてお小遣いもらえるなんて夢のようだもの。
そこで、突然お小遣いがなくなってしまった。なんでお小遣いがもらえないのに落書きをしなくちゃいけないのか?とそんな気持ちになり、いつしか落書きもしなくなってしまった。
というやつだ。

この理論は確かにその通りだと感じるところも多い。
ちょっと悩むところが、元々のきっかけとなる内面からの動機が一番強い動機付けだったのか?という前提だが…
外部から動機がもたらされた時に、元々の動機が希薄化するのではなく、ただ優先順位の置き換わりが発生するだけなのではないか?
つまり、好きなことをするという動機はあるが、元々仕事としてお金を稼ぎたいという動機のほうが強かった為に、アンダーマイニング効果が成立するのではないかという疑問はある。最初の動機が自身にとって至上のものだった場合、果たして結果はどうなるのか。興味があります。

さて、話はゲームプレイ配信になる。

こういう界隈に身を置くと、切っても切れない話として、「動画配信の収益化」というものがある。
今では非常に一般化したものだが、昔からするとまぁ想像できなかっただろう。

さて、もしこの動画配信の収益化というシステムが大幅に規制されて、恐ろしく実入りが減ってしまった。となった場合。
アンダーマイニング効果を考えると、やっぱり動画配信自体も減っていくのか。
実際にもう分離できないくらい動画配信と収益化ってのはガッチリ食い込んだ関係なので、恐らくそうなるだろう。

そして私の話をしたい。

今回のメインなのだが、収益化とかどうでもいいんですよ。
ずばりだ。

「ゲームが好きが高じて動画配信を始めたが、時が経つにつれて
気づいたら動画配信をしない時にゲームをしなくなってないか問題」

これを考えたかったんだ。
私は今悩んでいるんだ!
ゲームが好きという内発的動機からゲーム配信を行っていたが、いつしか配信することそれ自体が楽しくて仕方がなくなってしまい、配信をしないできないそんな時に、ゲームやんなくてもいいやってなるやつ~
これは・・・アンダーマイニング効果・・・!?

・・・なんてことを考えたのが今日。
そしてあることに気づいたのも今日。

「配信がないとゲームする意欲がなくなるんじゃなくて
そもそも仕事とか年齢とかで疲れてるから何もしないだけ問題」


なんじゃないかって。
時間的余裕ができたらそもそもゲームはやるし、そうなると自然と配信をすることになるっていう結果論なのではないか。

だから、動画配信という仕組みそのものがなくなった時に、私がゲームをすること自体をやめてしまうのかどうか、全然断言することができない。
今のところ多分やめないが80%の勢力になってるというのが自己分析だが。


自分で書いてて思うが、ダメな大人だなぁ~



そもそも、このお題について考えだしたきっかけが
「配信外でSekiro2周目をやろうと思ったのに、全然やんねえぞこいつ」
であり、今になって思うと、
「そりゃオメー、アンダーマイニング効果とかじゃなくて、ただSekiroという苦行から逃れたいだけなんだべ」
という意見が私の中での世論調査によると80%となりました。

ダメな大人だなぁ~


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