最近、お国がやさしいと思う
だって、国民に対して「お金は計画的に貯めておこうね。これから大変な時代だからね」って言ってくれるんだぜ。
これに反発する奴はこころが子供だと言わざるを得ない。
計画的に金を貯めることはいわば当然の備えだし、大人なら誰もが知っている。
こんな激甘対応の行政があるだろうか。という話。
一昔前だったら、「ガンガン投資しましょう。めっちゃ儲かるから!」ってどこもかしこも唆しまくって、この勢いは止まらないかのような景気の良さから、突然奈落の底に叩き落とされた世代がいただろうに、だな。
それに比べればとにかく優しいわけだ。もはや慈母かのような警句だと我々は受け取らなくてはいけない。
年金が何だとか2000万がなんだとかちょいちょい騒がれているみたいだけど、年金は少子化なら規模が縮小するのも当然の流れだから当然誰もが予測できているはずで、何も青天の霹靂でもなんでもない。普通の思考が出来る普通の一般市民には「当たり前すぎて何も言うことがない」程度の感想しかないだろう。
2000万がどうこうって話も、目安であって、そこから各個人の状況を勘案して必要になるお金の額も変わっていく。
ってか何も考えないでガチャに月10万以上使ってるような層がゴロゴロいる国だぞ。パチンコ・パチスロなんて言わずもがなだし、ギャンブルだっていろんな人々が楽しんで、やりすぎている。みんな人生楽しんでるなオイ!
つまり、貯蓄なんてその気になれば大抵の人はどうとでもなるんだよね。
昨今の行政は本当に優しい(二回目)
「ちょっと自分の足元を見て、資産形成に向けて自分の家計を確かめ直したほうがいいですぞ」と言ってくれてるわけだよ。
お母さんだよもはや。我々は子供扱いされている。
それに対して反発したところで、自分の資産管理が出来てないですと自己紹介してるようなもんなので、素直にお金について真面目に向き合ったほうがいい。
最も問題なのは、このマジの警句を見てもただ怒るしかない駄々っ子のような人種なのかもしれない。
うちの身内に、バブル期にのせられてしまい色々失っていった人を何度も見て、自分もそうなってしまった人がいる。
どの時代でも、自分でこれからどうするかを考え抜ける人が生き抜くことができるということだ。
大事なのは、多分9割はちゃんとやってるはず。ということ。
だから、今回の話の一番大事なところは、
残り1割の言葉を真に受けて、自分まで資産の無謀運転に加担してはいけない。
だらしのない自分と同じような境遇の人が多数派であると誤認識してはいけない。友達同士で言う、俺テスト勉強やってないんだよな~程度の信頼度しかないから。
そして、現状うまく行ってない状況にいる連中は、そのへんの一般人を容赦なく自分と同じ状況に引きずり降ろそうとする為に、アナーキズムを拡散する。注意しなくては生き延びられない。
ということだ。
さて私はどうなのか。
「これからちゃんとしないとなあ・・・(目をそらしつつ)」
である。まあそれでも、自分の現状確認とこれからの足がかりを考え出してるあたり、進歩と捉えていい。だろう。はず。多分。